こんにちは。いずみ訪問看護リハビリステーションです♪
5/22、FMおとくにラジオのモーニングおとくに木曜日に当社の冷水PTがゲスト出演されました。
ラジオの中で冷水PTより嚥下についてのお話をさせて頂きました。
以下がその内容です。
「本日は嚥下についてお話しさせていただきます。嚥下とは飲み込みのことです。嚥下の嚥はツバメという漢字で、ツバメの子どもが大きく口を開けて親鳥から餌をもらい飲み込む様子から口へんにツバメと書くようです。
嚥下の過程なんですが、少し細かくお伝えすると、まずは食べ物を口の中に入れると口や歯、舌や頬、唾液を使って飲み込みやすい形状にして舌で喉の奥に持っていき、そして喉の奥で肺繋がる気管と食道や胃へと道が分かれるんですけど、気管通らないようにして、食道の方へ送りこむというのが嚥下の過程です。咽込んだりするのは肺の方へ行きそうになってる状態です。
今話した中で口や舌、頬や喉などは筋肉が多くあります。
本日はそれらの筋肉を鍛える体操をいくつかご紹介させていただきたいと思います。
まず、嚥下に関する体操を行う準備として、姿勢を正しつつも首や肩の力を抜いてリラックスさせて下さい。首や肩に力が入っていると、上手く口や喉が動かせない事があります。
・パタカラ体操
・おでこ体操
・舌保持
噛む力や舌の動きの悪化が、食生活に支障を及ぼしたり、滑舌が悪くなることで、人や社会との関わりの減少を招く原因となることがあります。
１ 嚥下おでこ体操
額に手を当てて抵抗を加え，おへそを
のぞきこむように強く下を向くようにします。
① 持続訓練：ゆっくり 5 つ数えながら持続
② 反復訓練：1 ～5 まで唱えながら，
合わせて下を向くように力を入れます。
即時効果もあるため，食前に実施すると
良いです。また，あごの下を指で触れると
筋収縮がわかります。手軽にできる上、
大変有効です。
負荷が大きいので適宜，強度や
頻度を調節する必要があります。
※頸椎症や高血圧患者は注意
パタカラ体操
* 「パ」:
口を閉じる際に働く筋肉（唇、頬筋など）を鍛え、食べこぼしを防ぐ。
* 「タ」:
主に舌の先の筋肉 舌を上あごに押し当てる際に働く筋肉を鍛え、舌の動きをスムーズにする。
* 「カ」:
喉の奥を閉じる際に働く筋肉を鍛え、誤嚥を防ぐ。
* 「ラ」:
舌を丸めて発音する際に働く筋肉を鍛え、舌の動きをスムーズにする。」
勉強になります！冷水PTありがとうございました♪
ラジオ出演お疲れさまでした。
定期的にラジオ出演の機会を設けて頂いているため、今後も皆様に有益な情報をお伝え出来たらと思います。