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脱水にご注意を!

こんにちは。いずみ訪問看護リハビリステーションです♪

 

急に暑くなってきましたね。
長岡京市は今週いっぱい気温が30℃越えだそうです。
スタッフも「暑い~!」と顔を真っ赤にしながらステーションに戻ってきています。
70代男性が散歩中に熱中症で救急搬送されたと朝のニュースもあり、今年もこの季節がやってきた(汗)という事で、本日は脱水予防について紹介をします。

 

夏場の脱水予防について

高齢者や要介護者は特に脱水のリスクが高く、脱水予防を徹底する事が、体調悪化や重篤な合併症の予防に繋がります!

 

《脱水予防のポイント》

①定期的な水分摂取
★お声掛けで促す
「1日8回 1回150~200ml程度」が目安。
※高齢者の必要な水分量は、体重1kgあたり30~40ml/日。体重50kgの方であれば1500~2000ml/日が目安だそうです。腎不全や心不全等の水分制限の必要がある疾患のある方は、必ず主治医に確認してください。
★時間を決めて飲む
起きた時、食事中、オヤツの時、お風呂に入る前と入った後、寝る前等
★温度・味の工夫
常温の麦茶、OS1、好きな飲み物等。ご本人が無理なく飲める物を。

 

②食事からの水分補給
★果物(スイカ・桃など)
★ゼリー、プリン、具沢山の汁物
★とろみ付きの汁物

 

③環境を整える
★冷房や扇風機併用で室温調整(室温25~28℃が理想)
★寝たきりの方には「冷感シート」や「氷枕」などの利用も有効

 

④脱水のサインの早期発見
★口の中が乾いている
★尿の色が濃い、量が少ない
★倦怠感、ぼーっとしている、起きない
★皮膚のハリが無く、手でつまんでも戻らない
★発熱・下痢・嘔吐がある

⑤訪問看護に出来る事
★利用者様の「飲水量」「尿量」「発汗量」の確認
★ご本人やご家族様にお声掛け、共有
★脱水症状がある場合は、主治医に報告し、医療介入。

実際の高齢者の利用者様と関わる中で、脱水予防って難しいなあ~と感じる事が多々あります。
・昔からの習慣でクーラーをつけない方
・クーラーをつけても「もったいない」とすぐ消してしまう方
・寒がりの方も多く「寒い」とクーラーを消してしまう方
・のどの渇きを感じにくく飲水量の少ない方
・尿失禁したくなくて飲水量を減らす方
・暑さを感じにくく、長袖でモワンとした暑い部屋で過ごされる方
などなど多くおられます。

その方の生活スタイルやADLにあった脱水予防をすることが大事ですね♪

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2025.06.17