こんにちは。いずみ訪問看護リハビリステーションです♪
当ステーションの渡邉看護師はフットケアに力を入れて取り組まれており、フスフレーガー(ドイツのフットケア)の資格もお持ちです。
本日はそのフットケアの取り組みについて紹介します。
渡邉看護師よろしくお願いします♪
〈当ステーションでフットケアに取り組む事になったきっかけ〉
訪問看護師として働く中でフットトラブルに悩む方に多く出会いました。
巻き爪や肥厚爪等が皮膚を圧迫し、疼痛が生じると歩くのが嫌になり、そのまま筋力低下を招いてしまう可能性があります。筋力低下で介護量が増えると御家族のストレスも大きくなる様子をみて「フットトラブルは家族の関係性まで悪くしてしまうのか。」と思いました。
フットトラブルさえなければ、自分の足で歩くことができる。行きたいときに行きたいところに行ける、人生の可能性が広がるのではないかと思っています。
〈実際に行っているフットケア〉
実際には鶏眼や胼胝、巻き爪、肥厚爪などの疼痛を伴うフットトラブルをケアしています。ケア直後から疼痛が無くなり「背伸びが出来なかったのに、出来るようになった。」「痛くてスリッパも履けなかったのに履けるようになった。」と嬉しいお言葉を頂いています。また足を少しでも良い状態で維持するために、足の運動やテーピングの提案も行なっています。
〈実際のフットケア① A氏〉
A氏は両足に浮腫があり、爪も肥厚していました。左1趾の爪が爪の付け根に当たり炎症し、触るだけでも強い痛みがあり、室内履きも履けない状態でした。
フットケア介入前
フットケア介入後
足浴・爪切り・やすりがけ・テーピングを行い、炎症は抗生剤を使用することなく消失しました。
ご本人も「久々に靴が履けた!」と喜んでいました。
A氏は足趾のお肉が盛り上がっており、爪があたって変形しやすいため、足趾の先にテーピングを行って爪の変形を予防しました。
〈実際のフットケア② B氏〉
B氏は爪の肥厚があり爪切りが行えていない状態でした。この爪のまま靴を履いて外出されていました。
フットケア介入前
フットケア介入後
爪切り・やすりがけを行いました。
フットケアや訪問スタッフの介入後は、精神的にも安定され、ご自身の足でお買い物に行けているそうです。
〈当ステーションの良い所〉
会社の良いところは、職員同士の会話が多く情報共有が徹底されているところです。訪問は単独ですが、常に情報を共有しあっているのでアドバイスしあったり、訪問で悩んだ時は声を掛け合えたりするのがありがたいです。
職員同士の会話が多いからこそ、挑戦しやすい環境だとも思っています。
渡邉看護師ありがとうございました♪